<観音霊場巡礼>
足利三十三観音霊場
 
 第二十三番   玉林山 本源寺 聖観世音菩薩
   令和6年04月15日(月)  臨済宗建長寺派
1200年代に創建、開山は義翁紹仁和尚、鎌倉建長寺(本源寺の本山です)の開山、蘭渓道隆和尚とともに日本に来た渡来僧でした。

江戸時代には足利学校の庠主(しょうしゅ、校長先生です)を二代続けて輩出しています。
栃木県足利市久保田町1275 0284–71-9820
 第二十四番   赤城山 長昌寺 聖観世音菩薩
   令和6年04月15日(月)  曹洞宗
文亀3年(1503)に、臨済宗の玄甫蔵主によって開創される。

玄甫蔵主が永正12年(1515)に亡くなると、大永6年(1526)に浦和市の曹洞宗国昌寺の2世大雲文龍大和尚が晋住し、曹洞宗に改宗される。
栃木県足利市高松町450 0284–73-0751
 
 第二十五番   稲荷山 覚性院 十一面観世音菩薩
   令和6年04月15日(月)  真言宗豊山派
縁記は古記録の消失により詳細に知ることが出来ない、古来より伝わる茶吉天像(秘仏)が祭られている。

もとは島田鎮守稲荷神社の本地仏であった仏像である。
栃木県足利市島田町838 0284–71-6326
 第二十六番   明厳山 覚本寺 十一面観世音菩薩
   令和6年04月16日(火)  真言宗豊山派
草創は五十部の覚本寺谷で、いまも遺址(礎石)があるという。

開山は覚本上人(真言宗、慈猛上人〈慈猛流〉の高弟)。
栃木県足利市島田町871 0284–71-4047
 
 第二十七番   青蓮山 宝性寺 十一面観世音菩薩
   令和6年04月16日(火)  真言宗豊山派
文永4年(1167)に開創以来、十一面観音を本尊として700年余の法灯を護持している。

厄除、交通安全の祈願寺として薬師如来を安置していることから「堀込薬師」として多くの参詣者が訪れている。
栃木県足利市堀込町2023 0284–71-2743 
 
 第二十八番   集雲山 龍泉寺 白衣観世音菩薩
   令和6年04月16日(火)  臨済宗建長寺派
文元年(1356)、足利氏河南の鎮護として、足利貞氏(足利尊氏の父)の勧請により、那須雲厳寺開山仏国国司三世仏厳禅師(南峰妙譲)により建立開山となりました。

本山は鎌倉建長寺であり、現住職は34世。
栃木県足利市福居町2148 0284–71-0334
 
 第二十九番   福聚山 心性教院 龍泉寺 聖観世音菩薩
   令和6年04月16日(火)  天台宗
元久2年3月(1205)の開創であり、権現堂と称し比叡山の直末寺である。
1.不滅の法燈:今からおよそ1200年前、「最澄」が、比叡山の山中にお堂を建立し点灯された尊火。
昭和60年3月30日、日本で第8番目に龍泉寺に分灯。
山形県の立石寺「通称・山寺」に分燈されていた立石寺不滅の法燈が平成15年5月5日、に分灯。
日本で唯一「比叡山不滅の法燈」「立石寺不滅の法燈」が燈されている。
2.藤:「一丈藤」という”房の長い藤”の藤棚があります。今では有名な足利フラワーパークはここの藤を分けたのだそうです。
3.龍泉寺美術館:本堂地下美術館ががあります。
栃木県足利市助戸1丁目652 0284–41-5685
 
 第三十番   虎嘯山 定年寺 如意輪観世音菩薩
   令和6年04月16日(火)  曹洞宗
土井能登守の家臣大野市左衛門定年(殿嘯山吟虎)は、家老であったが、飛領地のため足利助戸町植木七兵衛宅をあてて、地区の政務を執っていた。

定年は篤く仏教に帰依し、七兵衛に命じて堂宇を建立し、助戸仲町の永明庵を移して、自ら開基となり、その名をとって定年寺を創立した。

(1652年)大野定年は千葉県国分台の総寧寺22世住職智堂光紹和尚を敬慕し、和尚を請して開祖とした。
栃木県足利市助戸3丁目1794 0284–41-6224
 第三十一番   東光山 善徳寺 聖観世音菩薩
   令和6年04月16日(火)  臨済宗妙心寺派
正平23年(応安元年:1368)の創建。

始めは毛野村岩井にあったが、慶長年中(1596~1614)、現在地に移る。

開山は仏満禅師開基(勧請開基)は足利尊氏。
栃木県足利市大町1-2 0284–41-2890 
 第三十二番   祥林山 高福寺 観世音菩薩
   令和6年04月16日(火)  曹洞宗
中世に阿弥陀信仰として草創された古庵があった。

万治2年(1659)に牛堂和尚が玄修和尚を勧請し、曹洞宗として開創。

現在の本堂と庫裡は天明2年(1782)当時第10世道富和尚の代に、書院は昭和49年(1974)第17世哲庵和尚の代に建立。
栃木県足利市家富町2523 0284–21-6206 
 第三十三番   金剛山 仁王院 鑁阿寺 聖観世音菩薩
   令和6年04月16日(火)  真言宗大日派
建久7年(1196)鎌倉時代に足利義兼公により開創された真言宗の古刹。

創建当初は紀州高野山の末寺、室町時代より江戸中期迄は京都醍醐寺の末寺、江戸後期より昭和20年迄、大和長谷寺直末で、現在真言宗大日派本山。
栃木県足利市家富町2220 0284–41-2627
 
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