願行上人の開基、建久七年(1196年)建立。
大和国(奈良県)長谷寺末。
『葛飾誌略』には小岩・善養寺末とあり。
天正十五年(1587年)七月、覚厳法印により再興。
住職は権中僧都以上という格式。 |
覚誉上人の開基、天文十三年(1544年)建立。
『葛飾誌略』には吉緑山とする。
覚誉和尚は旅の僧。
相州・大蓮寺を移したとされる。 |
元録三年(1690年)徳願寺領のこの地にお堂を建立。
万治ニ年(1659年)、行徳の富豪・田中三左衛門が御普請奉行として丹州の桂川へ出役の節に丹波・見樹寺から請い受け徳願寺に治めた観音像を遷した。
徳願寺の本尊格としてあったものを遷して結願所としたものと思われるそうです。 |