*中興開山 覚推
*慈眼寺(真言宗豊山派)管理。
以前は王禅寺の末寺であった。
中興開山を覚推と伝えられる。
延享年間(一七四四−一四七)に示寂。御本尊不動明王は七寸の坐像である。
この寺はもと芝生谷にあったのを現在の場所に移転した。 |
*開 基 弘治年中(一五五五−一五五七)
*開 山 (中興)覚蓮社本誉大阿善達上人・元和元年(一六八一)九月示寂
元この地に小庵があって、弘治年中禅僧の端蔵王が当所に留錫し、鎌倉から慈覚大師作の阿弥陀像を招来し復興。
再度荒廃したのを大阿善達上人が中興した。彼は天和元年九月の示寂なので中興はそれ以前と思われる。
したがって善達上人は浄土宗になってからの開山であったと思われる。 |
*開 山 実相法印 天正十五年(一五八七)
以前は王禅寺の末寺であった。開山は実相で天正
十五年の建立であるが、宝暦十二年(一七六二)に火災のため焼失した。後にいたり日栄がこれを復興した。 |