今から四百年前、下野(栃木県)の大平山から観音寺が移り開基された。
山号の大平山はこれに由来するのだそうです。
観音堂の横に船が置いてあるのですが、ガイドブックを見ると、昭和4年のある巡礼者の覚書に当時展示した飾りものに「義民佐倉惣五郎の甚兵衛の渡し」等が記されているとあるのでそれですかね。 |
縁記では利根川の対岸にあった目吹城の城主・佐々木氏との係りからこの寺号が付いたと伝えられている。
観音堂は本堂の右手です、お手綱は写真の千手観音の裏側に繋がっているようにみえるので、この観音様はお前立ちでしょうか。 |
札所本尊の十一面観世音菩薩像は大和・長谷寺のご本尊と同じ霊木から造られたとされるそうです。
平安時代、坂上田村麻呂が奥州平定に赴くおり、戦勝祈願のため当寺に安置されたと伝えられる。
「結願の証」を頂き巡礼の旅も終わりとなりました。 |