安房国礼三十四観音霊場 
 第十番〜第十八番
 
第十番 第十一番 第十二番
金清山 往生寺 奇雲山 金胴寺 富山 福満寺
 
 聖観世音菩薩  聖観世音菩薩 十一面観世音菩薩
寛仁元年(1017年)、恵心僧都(えしんそうず)の創立で、本尊の聖観世音菩薩も恵心の作と伝わるとあります。

往生寺は、現在は密厳院の境内の清滝堂に併記されているそうです。

写真は観音堂です。
密厳院の本堂はこの右手にあります。
(写真をクリックすると観音様が見れます)

ご朱印は勝山方面へ400m程行った堀江商店に置いてあります。
和銅二年(709年)、行基菩薩が自ら刻んだ聖観世音菩薩を本尊として開創とあります。

こちらのお寺さんでは鐘を突くことが出来ます。

ご朱印は勝山方面へ200m程行った商店(名前は忘れました:お寺さんに書いてあります)に置いてあります。

ご朱印をもらう時に「鐘はつきました?」と聞かれたので
「そっと突きました」
と答えたら
「思い切り突いていいんですよ」
とのことですので行かれる方は思いっきり突いて下さい。
写真は本堂です。
観音堂はここには無く、富山の南のピークにあります。

観音堂は慶安三年(1650年)に書かれた富山観音縁記によると聖武天皇の勅願により行基菩薩が天平三年(731年)正月に作事を始め、六月に工事を終えたとのことです。

本堂からは1時間程の登りだそうです。

ちなみに私は登っていません。
平成21年11月3日 平成21年11月3日 平成21年11月3日 
 第十三番 第十四番 第十五番
鳥数山 長谷寺 朝日山 神照寺 太嶺山 高照寺
 
十一面観世音菩薩 十一面観世音菩薩 十一面観世音菩薩
行基菩薩の開祖と伝えられているとのことです。
伝承によると、元々は観音山という山の山頂にあった。
それが、弘化三年(1846年)頃、現在の地に移されたとのことです。

無住のお寺さんです。

駐車スペースは車1台分位しか有りませんでした。

ご朱印は県道に戻って金木商店さんで頂きます。
隣に平群天神社があり、この別当寺だったそうです。

神照寺の開山は不明、平群天神社は、文和二年(1353年)に細川相模守が京都北野天満宮より歓請しその本地仏として十一面観音も安置されたとのことです。

明治五年(1872年)、明治の廃仏毀釈により廃寺になり、同十一年に近くの泉龍寺に吸収合併されたとあります。

ご朱印は泉龍寺さんで頂きます。
歩いても5分はかからないと思います。
十五番札所の観音堂は本当は大椙山 椙福寺なのだそうです。

元は山頂の御堂に行基菩薩作の十一面観世音菩薩が安置されていたが、大正七年(1918年)に高照寺境内に移ったのだそうです。

写真は観音堂です。
本堂はこの右手にあります。
(写真をクリックすると観音様が見れます)
平成21年10月31日 平成21年11月3日 平成21年11月3日
第十六番 第十七番 第十八番 
石間寺 千光山 清澄寺 石見堂
 
十一面観世音菩薩 十一面観世音菩薩  如意輪観世音菩薩
かつては嶺丘山系に連なる山の頂上にあったが焼失、その後観音台というところに再建された。

一方、現在地には西福院というお寺があり、明治三十九年に石間寺を合併、翌四十年に観音堂を再建し、小原寺と改称し現在に至っているとあります。

ご朱印はお寺さんを出たすぐ右のお宅にあるようです。
私の場合、御参りを済ませて車の所に戻ると近くで畑仕事をしておられたおじさんがやってこられて

「お寺さんに入る車が見えたので」
「ご朱印ですか?」

私:「はい、そうです」

「だったら家に置いて有るから付いてきて」

と言うことで、おじさんの軽トラックの後に付いて行き、お宅にお伺いして頂きました。
海抜365mの清澄山山頂付近に建つ山岳寺です。
宝亀二年(771年)、不思議法師が老樹で本尊・虚空菩薩を刻んで堂宇に奉ったのが開基。

平安時代に慈覚大師が僧坊十二、祠堂二十五を建て房総第一の天台宗の大寺となるとのことです。
江戸時代初期、真言宗智山派の寺となり、幾多の曲折を経て、昭和二十四年日蓮宗大本山清澄寺となったとあります。

本尊の虚空蔵菩薩は日本三大虚空蔵の一つだそうです。

写真の観音堂は仁王門を入って左手の本堂に上がる石段の右手にあります。

お寺さんに着いたら、何か見覚えが。
2年程前に関東ふれあいの道を歩いていて、来たことがあるお寺さんでした。
当寺は古くは海に浮かぶ岩山の上にあったが、天保年間(1830〜1844年)に現在の地に移されたとあります。

現在の御堂は明治十五年の再建とのことです。

ご朱印は歩いて5分程の金剛院さんで頂きます。

ご住職にご朱印をお願いすると納経帳の私の名前を見て

「○○さんて珍しい名前ですね。私の学生時代の友達で○○さんがいて確か△△の人でした。」

私:「え?、私の実家も△△です。」

名前をお聞きしましたが聞き覚えはありませんでした。
もしかしたら遠い親戚かもしれませんね。
平成21年12月6日 平成21年12月6日 平成21年11月28日

観音霊場の旅トップに戻る 第十九番〜第二十七番へ