坂東三十三観音霊場   
第一番 ~ 第八番
 
 平成21年1月11日
 
第一番
                   
大蔵山 杉本寺
 【杉本観音】 本尊:十一面観世音菩薩
新年を迎え坂東さん巡りを始めることにしました。

鎌倉駅から鶴岡八幡宮に行き初詣をして、杉本寺に向かいました。

杉本寺は一番さんに相応しい風情のあるお寺さんです。
縁記によると、天平六年(734年)行基が自ら刻んだ十一面観音像を安置したのが始まりといわれているそうです。

石段を登り観音堂にお参りをし、納経帳を購入、ご朱印をもらいいよいよ始まりです。
(発願印も押してもらえます)
                                                  デジカメを忘れ一番から四番さんまで写真がありません。
第二番
                   
海雲山 岩殿寺
 【岩殿観音】 本尊:十一面観世音菩薩
ここはJR横須賀線逗子駅から15分程の歩きで着きます。
駐車スペースが余りないみたいでしたので車で行かれる方は大変かもしれません。

寺伝によると、奈良時代、大和・長谷寺を開いた徳道上人が下向のおりこの地で会った熊野権現の化身であるという老婆から
霊洞のあることを教えられ、老婆の願いを聞いて祠を建てたことに始まるという。
その数年後、行基が訪れて十一面観音像を作り、霊洞に安置したのが開創の由来だそうです。

住宅街を入った所にあります。
 
第三番
                 
祇園山 安養院
 【田代観音】 本尊:千手観世音菩薩
鎌倉駅から近いので一番さんを打った後、先にこちらを廻ることにして一番さんから歩いて向かいました。

嘉録元年(1225年)。北条政子が夫・頼朝の菩提を弔うために建立した祇園山長楽寺が元になっているとのことです。

今回は順打ちにこだわらず行ける所から廻ろうと思っています。

第四番
                  
海光山 長谷寺
 【長谷観音】 本尊:十一面観世音菩薩
JR鎌倉駅から江ノ島電鉄で5分ほど、長谷駅で降りて3分ほどで着きます。

ここの観音様は高さ9.18メートル、全身金箔で迫力満点です。
境内も広く、大仏さんも近いので訪れる人でいっぱいでした。

 平成21年1月18日
 
第五番
                   
飯泉山 勝福寺
 【飯泉観音】 本尊:十一面観世音菩薩
 
山門
 
本日は車です。東名から小田原厚木道路へ向かい小田原東ICで降ります。
降りてから5分程で五番さんへ到着です。

山門の直ぐそばに駐車場がありますのでここに止めてお参りです。

こちらの十一面観音像は日本に戒律を伝えた唐の高僧・鑑真和上が招来したものだそうです。


本日は正月のご法要とのことでしたが2時間程待つことになりそうなのであきらめました。
   
境内
第六番
                   
飯上山 長谷寺
  【飯山観音】 本尊:十一面観世音菩薩
 
山門
 
七番さんを先に打ってから六番さんへとなりました。

「飯山の観音さん」「縁結びの観音さま」として親しまれているそうです。


小田原厚木道路に戻り厚木ICへ。降りて向かうは飯山温泉です。
ここは一応丹沢山系に入るみたいです。
   
観音堂
第七番
                
金目山 光明寺
  【金目観音】 本尊:聖観世音菩薩

山門
 
小田原厚木道路の平塚ICから5分程です。

源頼朝夫人の政子が実朝出産のとき安産を祈願した観音さまで「お腹籠りの観音さま」として知られているとのことです。

お参りしている方がいるので少し待ってお参りします。何故か。
般若心經の読経をしていますが人がいると恥ずかしいのです。

廻りが気になって中々集中できません。
  
本堂
第八番
                 
妙法山 星谷寺
 【星の谷観音】 本尊:聖観世音菩薩
  
観音堂を望む
 
ここは昔、住んでいた所(座間)です。

寺伝によると天平年間(729~749年)、行基の開創。

お寺さんがあるのは知っていましたが当時は気にもしていませんでした。

懐かしいです。余り変っていませんでしたが当時よく使っていた駅そばのコンビニが無くなっていました。
 
境内

坂東三十三観音霊場ページに戻る 九番から十七番へ