円覚寺百観音霊場  第一番~第十五番
 
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瑞鹿山 円覚寺 伝衣山 黄梅院 万富山 続燈庵
大慈大悲観世音菩薩 千手観世音菩薩、聖観世音菩薩 聖観世音菩薩
鎌倉信仰の隆盛にともなって造立された観音像の一体。

像は岩床上にくつろいだ姿に造られた、白衣観音像ではないかとのこと。

お寺の本尊である釈迦如来を祀る仏殿の左手にある、「選佛場」に祀られています。

第六番札所までここの境内にあります。
円覚寺境内の一番奥にあります。

夢窓国師の塔所として建てられたそうです。

応安元年(1368年)、二代将軍・足利義詮の遺骨が分骨され、足利氏の菩提所としての性格を帯びる。

千手観世音菩薩像は本堂に、聖観世音菩薩像は境内奥の観音堂に祀られています。
黄梅院を出て右手にあります。

大喜法欣(仏満禅師)の創建、開基は今川範国。

観世音坐像は本堂に安置されています。

小ぶりで作者は未評、南北朝時代に造られた。

急に巡礼を始めたので入口の関係者以外は。。。の掲示を見て行くのを躊躇してしまいました。

平成25年07月02日 平成25年07月02日 平成25年07月02日
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佛日庵 南山  寿徳庵 龍隠庵
十一面観世音菩薩 聖観世音菩薩 聖観世音菩薩
円覚寺開基・北条時宗の廟所であり、北条氏の廟所でもあります。

札所本尊の十一面観世音菩薩は廟所内の右側に祀られています。

またここは鎌倉三十三観音霊場の結願所でもあります。
円覚寺第六十六世・月澤中円禅師によって建立された塔頭寺院。

戦国時代に鎌倉・三浦地方を治めていた三浦道寸の中興開基。

札所本尊の聖観世音菩薩像は、十五世紀前半(室町時代)の作と伝えられる。

こちらも関係者以外は立ち入り禁止です。
応永二十六年(1419年)、長尾忠政の外護のもと、円覚寺百三十七世・芳隠省菊により、先師円覚寺百二世・大雅省音の塔所として開創された。

当初は隠居所を称し、応永三十三年(1426年)、塔頭列に加わった。

ちょっと奥まった所の高台にあり訪れる人は少ないのではないかと思いますが、ここからの眺めは結構好いです。
平成25年07月02日 平成25年07月02日 平成25年07月02日
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松岡山 東慶寺 金宝山 浄智寺 錦屏山 瑞泉寺
聖観世音菩薩 聖観世音菩薩 千手観世音菩薩
円覚寺を出て踏切を渡り左へ歩いて行くと直ぐに着きます。

公安八年(1285年)の開創、開山は北条時宗の夫人・覚山志道尼、開基は北条貞時。

駆け込み寺として有名です。

聖観世音菩薩像はかつては鎌倉尼五山の筆頭・大平寺の本尊であったそうです。
鎌倉三十三観音霊場の第三十二番札所。
開基は北条時頼の孫・北条師時。

創建は弘安六年(1283年)、鎌倉五山の第四位です。

行かれると分かると思いますが、札所本尊の聖観世音菩薩像はちょっとさみしいところに祀られています。

鎌倉三十三観音霊場の第三十一番札所。
嘉歴二年(1327年)、夢窓国師の開山、後に関東公方足利家の菩提所として関東十刹に列せられた。

本尊の千手観世音菩薩像は水戸光圀公が奉安されたものみたいです。

鎌倉三十三観音霊場の第六番札所。

紫陽花はもうお仕舞でしたね。
平成25年07月02日 平成25年07月02日 平成25年07月14日
第十番 第十一番 第十二番
吼月山 泥牛庵 金鳳山 景徳寺 大冨山 清雲寺
聖観世音菩薩 十一面観世音菩薩 瀧見観世音菩薩
京浜急行の金沢八景駅から歩いて5分程。

創建は鎌倉時代末期~室町時代初期。

創建時は現在の「オヤシキ」と呼ばれている八景駅裏の谷戸にあった、享保七年(1722年)米蔵丹後守忠迎公が秦野からここに陣屋を構えるに当たり、現在の地に移った。
ここから十三番さんまでは横須賀市です。

開山は夢窓国師の弟子で仏観禅師・青山大和尚。

三浦三十三観音霊場の第二十一番札所。

来年は総開帳ですが、4月中旬から5月中旬の1ヵ月間で日程はまだ決まっていないそうです。
長治元年(1104年)、源頼朝の旗揚げに参戦した三浦大輔義明の開基。

応永年間(1417年頃)、大雅省禅師を中興開山として天台宗から移宗した。

お寺さんへの道は狭いので車の場合は要注意です。

瀧見観世音菩薩は国の重要文化財。。
平成25年07月20日 平成25年07月20日 平成25年07月20日
第十三番 第十四番 第十五番
安戸山 荘厳寺 立光山 海應寺 品濃山 北天院
十一面観世音菩薩 聖観世音菩薩 正守観世音菩薩
ほぼ六百年前の応永年間に岳雲祖松禅師により開創。

本尊の十一面観世音菩薩像は行基作と伝えられるが詳細は不明とのこと。 
 円覚寺第三十六世・無礙妙謙禅師を開山とする。

三浦三十三観音霊場の第五番札所。
創立年代は不詳。

七百余年前、執権・北条時頼公の招待により中国から渡来した仏光国師が鎌倉入りする際に衣替えした一草庵が北天院とのことです。

東海道線と横須賀線に挟まれた地にあります。
平成25年07月20日 平成25年07月20日 平成25年07月06日
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