本尊は花崗岩の表面に彫られた磨崖仏の聖観世音菩薩。
若狭観音霊場特番礼所。
秘仏であり開帳は33年に一度で、次回の開帳は2026年10月である。
石観音菩薩由来記によると弘法大師が若狭に布教の最、三方五湖を一望できる雲谷山山麓の花崗岩に一夜で彫ろうとしたが、完成する前に一番鶏が鳴いた為、右手首が未完成のまま下山した。
このことから片手観音とも呼ばれれいる。 |
和銅七年(714年)、泰澄大師がインド伝来の霊木を彫刻して造られた千手観音を本尊にし、聖武天皇の勅願により天平元年(729年)に土地や七堂伽藍を寄進され建立されました。
行基菩薩の開基と伝えられている。
織田信長の戦火により焼失したあと、現在地に移り府中城主・本多富正の帰依を受け、入府の際には三葉葵の紋所の使用が許されました。 |
養老元年(717年)、越の大徳(こしのだいとこ)泰澄大師により開かれた。
寺伝によれば、この地に来られた泰澄大師が、洞窟に住み、土地の人々を悩ませていた魔神がいるのを知り、その魔行を破るため、三七日〔二十一日間〕祈念したところ、洞窟の側の楠の大木が光明を放ったので、大師は歓喜してこの楠を一刀三礼して彫刻し、御丈ニメートルの正観世音菩薩像を作られました。(秘仏)
こちらには同じ泰澄大師作の千手観瀬音菩薩像もあります。(こちらは見ることができます) |