<観音霊場巡礼>
最上三十三観音霊場
 
5月1日から10月31日まで総開帳が行われています。
コロナの影響で2年延期になりましたがやっと行われることになりました。

一部札所では御朱印を頂くのに少し時間が掛かりましたが、ほとんど待つことなく頂くことができました。
やはりコロナの影響でしょうか参拝者も少ないようです。

観音堂の参道入り口が鳥居だったり、神社の社殿の隣に観音堂があったりと江戸時代までの神仏習合の名残りが色濃く残っていました。

ご朱印を頂ける場所は御開帳期間だけの場所もあります、普段巡る場合は別の所に替わると思いますので注意が必要です。
 第一番   鈴立山 若松寺(若松) 聖観世音菩薩
   令和4年5月5日(木)  天台宗    
久しぶりの最上札所、着いてみて「そうか、ここだったんだ」と思い出しました。
一番札所としてはなんとなく迫力に欠ける。。。と言うか何となく普通の感じから始まりました。
納経帖やら御影を入れる物やら色々買い求めました。
山形県天童市山元2205-1 023-653-4138
 第二番   宝珠山 千手院 立石寺(山寺) 千手観世音菩薩
   令和4年5月5日(木)  天台宗    
芭蕉の句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」で知られる山寺。
その山寺の観音堂、根本中堂から東方約1キ口の地にあります。
千手院参道入口路上駐車、参道の石段は踏切の無い線路を越えて行きます。
山形県山形市山寺4753 023-695-2845
 
 第三番   守国山 吉祥院 千手堂(千手堂) 千手観世音菩薩
   令和4年5月5日(木)  天台宗    
平地に戻ってきました。
ここではまだ桜が咲いています。
天井絵、庭園が結構素敵です。
山形県山形市千手堂509 023-684-8026
 第四番   大慈山 圓應寺(圓應寺) 聖観世音菩薩
   令和4年5月5日(木)  真言宗智山派    
観音堂には大観音坐像があり、一丈二尺に及ぶ釘一本使用しない木彫、
本尊はその胎内に秘仏として奉安されるようになった。
以後、三十三年毎に本尊直接参拝が出来る御開帳記念行事が行われて来たそうです。
山形県山形市宮町4-16-33 023-622-3937
 
 第五番   唐松山 護国寺(唐松) 聖観世音菩薩
   令和4年5月5日(木)  曹洞宗
 境内近くの唐松橋際、橋を渡った所に御朱印所があります。
そこから鳥居をくぐって参道が続きます。
山形と仙台を結ぶ国道286号線沿い、馬見ケ崎川の右岸にある。
正歴元年(990)、平清水の郷民森山氏の妻が戦死した夫の冥福を祈るため、
唐松山の霊窟に観音像を祀り河岸に草庵を結んだ、これを「江滸尼公庵」と言った。これが寺のはじまりとされている。
山形県山形市釈迦堂7  023-629-2405(寺務所)
023-629-2313(別当:石井宅)
 
 第六番   清水山 耕龍寺(平清水) 十一面観世音菩薩
   令和4年5月5日(木)  曹洞宗
観音堂は本堂の裏手、200mほど行った所にあります。
寺伝によれば、後冷泉天皇(1045〜68)のころ源頼義が奥羽の安倍貞任一族と戦い、
その戦勝を京都の清水観音に祈願し、それが成就して凱旋の途中、京都の音羽の滝に似た平清水に、
京都清水寺より春日の作と伝える十一面観世音を勧請して安置したのがはじまりである。
山形県山形市平清水95 023-631-7570
 
 第七番   新福山 石行寺(岩波) 十一面観世音菩薩
   令和4年5月5日(木)  天台宗    
平清水から2キロ余り、西蔵王高原へ向かう途中にある。
和銅元年、行基が仏教を広めるため、この地方を巡っているとき、風景が観音の故郷補陀落山に似ていることから、ここにお堂を建てた。
その後、清和天皇のとき、慈覚大師が新しくお堂を再建したが、これは「御作の御堂」と呼ばれている。
幾度かの大修理を繰りかえしてきたが、全面的な解体を行い、もとの「阿彌陀堂造り」に復元された。
山形県山形市岩波115 023-641-6514
 
 第八番   六椹山 妙法寺 宗福院(六椹) 聖観世音菩薩
   令和4年5月5日(木)  天台宗    
慈覚大師が、民衆の眼耳鼻舌身意の六つと、地獄、飢餓、畜生、修羅、人間、天上界の六道の苦しみを救わんとして、
桧が無かったためその代用に椹の木で護摩を焚き祈ったのがはじまりと伝えられる。
ご住職は御朱印を書くのが初心者と言うことで大渋滞、30分程待って頂きました。
混んでいる時は2時間待ちだったそうです。
山形県山形市鉄砲町1-2-20 023-631-0048
 第九番   金峰山 松尾院(松尾山) 聖観世音菩薩
   令和4年5月5日(木)  
入り口に駐車スペース有り、参道を600m程行った高台に観音堂があります。
納経所は駐車スペースの道を挟んだ反対側にあります。
和銅元年、行基がここに野宿し、大きな松の木の下で眠っているとき、無量寿仏、観音、勢至の三仏が柱の木に留まる夢をみた。
行基は山に深く入ってゆくと、夢でみた通りの老いた桂の大木があったので、これを切って三仏を彫刻した。
続いてお堂を建てて、その仏像を安置して弥陀山と名づけた。
本尊の聖観世音菩薩は高さ3.26メートル、脇立の勢至菩薩は高さ3.03メートル。
山形県山形市蔵王半郷2 023-688-3328
 第十番   水岸山 観音寺(上ノ山) 聖観世音菩薩
   令和4年5月5日(木)  真言宗智山派
 小型は商店街の専用駐車場、駐車場の前には公衆浴場があり昼間から結構賑わっているようです。
お寺さんはここの左隣にあります。
境内に浴場の湯壷にお湯をそそぐ滝口があったため、地元では湯の上とも呼ばれている。
天仁二年(1109)道寂和尚が開山し、本尊は参議小野篁の護り本尊といわれている。
山形県上山市十日町9-29 023-672-1421
 第十一番   高松山 光明院(高松) 聖観世音菩薩
   令和4年5月6日(金)  真言宗智山派
行基が高松の里に小さな庵を作り、しばらくの間住んでいたとき、この像を彫刻して人々に礼拝させたのが始まり。
その後、山の上にお堂を建てて安置した。 
大型・小型とも参道入口に路上駐車、または光明院境内前に駐車
山形県上山市高松53  023-672-0440
 
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