西国三十三観音霊場  
第十一番 ~ 第十五番
 
 平成21年5月4日
 
 第十一番
深雪山
 醍醐寺
 【准胝観世音菩薩】

仁王門
前日16時過ぎに着きましたが既に駐車場がしまっており翌日になりました。

普通なら上醍醐まで1時間程の山登りとなりますが山頂の開山堂は火災により焼失。

 「上には行けますけど何も無いですよ」

とのこと。以前に上ったことがあるので今回はパスしました。

ご朱印は金堂で頂きます。
また、ご開帳されており観音様のすぐそばまで行くことができました。

金堂
第十二番
岩間山
 正法寺(岩間寺)
 【千手観世音菩薩】

本堂
こちらは結構山の中です。

駐車場からのアップダウンはほとんとなく本堂まで行けます。

東海自然歩道上にあり以前歩いて来たはずですが記憶にありません。

その頃の写真は「東海自然歩道を歩く」のページに掲載しています。

写真のおじさんとはこの後、十四番さんまで同じ行動を取ることになりました

本堂
 
第十三番
石光山
 石山寺
 【如意輪観世音菩薩】

 東大門
十二番さんから来ると山を下って里に出てきた感じですね。

天平十九年(747年)聖武天皇の勅願により良弁が開創したと伝えられる。

平安時代の観音信仰の隆盛にともない。京に近い観音霊場として天皇、貴族、庶民の崇敬を得て多くの参拝者を集めたそうです。

この辺はゴールデンウイークでも人では余り多くありません。


こちらも東海自然歩道のルート上にあります。

本堂
第十四番
長等山
 園城寺(三井寺)
 【如意輪観世音菩薩】

仁王門
ここの境内はやたら広いですね。

仁王門から観音堂までは結構歩きます。

天台寺門宗の総本山。飛鳥時代、天武天皇十五年(686年)に天友皇子の子、与多王が創建したと伝えるとのことです。

ちんたら歩いていたら十二番さんにいたおじさんに追い抜かれました。

こちらも東海自然歩道のルート上にあります。

今考えると何か縁があったのかも知れませんね。
 
観音堂
番外
華頂山
 元慶寺
 【薬師如来】

山門
 
ここは町の中にあり、入口から駐車場までの道は非常にせまいです。

出来れば車ではこない方が良いかと。

開創は平安朝の貞観十年(868年)。

こちらは西国三十三ヵ所霊場の巡礼を再興した”花山天皇”が宮中を出て出家したお寺さんらしいです。

本堂
第十五番
新那智山
 観音寺(今熊野観音)
 【十一面観世音菩薩

入口
 
いよいよ京都の中心部に近ずいてきました。

こちらはこれまでのお寺さんの中ではこじんまりとしたお寺さんでした。

平安時代初期の天長二年(825年)頃、東山にかかる端雲をみた弘法大師がこの地を訪れ、熊野権現を名乗る老翁から一寸八分の観音像を授けられた。

そこで嵯峨上皇の勅を受け、自刻の十一面観音像の胎内にこの像を納め、堂を建立したのが始まりとのことです。

この後、清水寺に向かいますが駐車場に中々入れず今回の旅はここまでとなりました。
京都市内のお寺さんはこの辺に車を置いて歩いて行った方が良いかもしれません。

次回は車ではこないつもりです。

観音堂

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