新上総国三十三観音霊場   
第一番〜第九番
 
第一番 第二番 第三番
平野山 高蔵寺 泉福山福性院 善雄寺 丸野山 園明院
 
正観世音菩薩 聖観世音菩薩 琵琶首十一面観世音菩薩
坂東三十三観音霊場の三十番さんに当たるお寺さんです。

通称、「高倉観音」と呼ばれています。

本尊の正観世音は楠の一本彫で、像高約3.6mだそうです。

納経所で納経帳を買おうとすると品切れ、探してもらいましたがやはり有りません。

もしかすると本堂左手の観音浄土巡りの入口の所に有るかもしれないとのこと。

行ってみると一冊だけ有りました。
開祖は平城天皇の時(806〜809年)、現在の御堂は平成三年に建てられたとのことです。

一番さんから約10km、410号線からの入口に結構大きな案内板があります。

側に幼稚園と境内に保育園が有りました。

本堂は開いているので上がってお参りすることが出来ました。

写真をクリックすると観音様が見れます。
二番さんから約11km、牛久駅の近くです。

寛保三年(1744年)の創建。

観音様は本堂の中の左側におられます。

本堂は閉まっていて入れませんが左手がガラス戸になっていて観音様を見ることが出来ます。

写真をクリックすると観音様が見れます。

ご朱印は本堂の左手の建物の前の灯篭みたいな物の中に差し替え用が置いて有ります。
平成21年12月6日 平成21年12月6日 平成21年12月6日
 第四番 第五番 第六番
摩尼山 空蔵院 東光山無量院 歓喜寺 東渓山 玉泉寺
 
如意輪観世音菩薩 聖観世音菩薩  千手観世音菩薩
三番さんから約28km、
木更津南ICから2km位です。

平成20年に四番のお寺さんが変更になったようです。

住所は霊場一覧をご覧下さい。

本堂に上げて頂きお参りをさせて頂きました。
おまけに、おせんべいやら、お菓子やら、飲み物やら沢山ご接待を頂きました。
さらにお見送りまでも。。。何か恐縮です。
寺伝によると、嘉祥二年(850年)、円仁が東国順化の途中、この地で仏堂を建立したとされるとのことです。

立派な山門(仁王門)が有ります。

四番さんから約50kmです。

ご朱印は差し替えでは無くその場で書いて頂きました。
現在の本堂は、明治13年に焼失後、大多喜の城主の菩提寺であった東長寺の本堂を移築したものだそうです。

五番さんから約9kmです。

こちらの観音様は明治の彫刻家、高村光雲によって制作されたものです。
刻銘からみると、永平寺からもたらされたもののようだとのことです。

写真をクリックすると観音様が見れます。
平成21年12月19日 平成21年12月19日 平成21年12月19日
第七番 第八番  第九番
岩井山 最明寺 山王山薬王院 円如寺 清水山 園明院
 
聖観世音菩薩 十一面世音菩薩 娑羅観世音菩薩 
新上総のお寺さんで、最も東南に位置します。
六番さんから約40kmです。

開基は弘仁十三年(822年)、元禄の大津波によって堂宇が流失、その後、寛成十年(1798年)に本堂、庫裏の大修理が行われたとあります。

1月中旬から下旬、境内裏の墓地がある丘の中腹あたりの斜面いっぱいにスイセンが花開くそうです。

写真をクリックすると観音様が見れます。
七番さんから約60kmです。

神亀二年(725年)、行基菩薩が病を平癒するため、薬師如来像を彫って、お堂を建てたのが始まりとされているとのことです。

奥に見えるのは薬師堂です。

写真をクリックすると観音様が見れます。

お寺さんで作られた梅干しを頂きました。
八番さんから約6kmです。

開基は鎌倉初期とされているようです。
関東でも有数な入定寺の末院として建立されたとのこと。
入定寺は、修験道を説く寺院として修業の場を各地に設けていたそうです。

写真をクリックすると観音様が見れます。 
平成21年12月19日 平成21年12月19日 平成21年12月19日
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