庄内札所三十三観音霊場   第十九番〜第二十七番
 
第十九番 第二十番
鳥海山 龍頭寺 春王山 光国寺
十一面観世音菩薩 聖観世音菩薩
十一番さんから向かいました。

上の写真の右手が観音堂、本堂の左手にあります。

寺伝によると、大同二年(807年)慈照上人が開基とありますが、九世紀の末に醍醐三宝院の末寺として新義直公が開基したともされるそうです。

江戸中期には鳥海山修験上寺三十三坊を統率し別当学頭職の重鎮を担ったとあります。
十番さんから向かいました。

十五世紀初め、知慶法師の開創。
羽黒修験の酒田・飽海地区の拠点となったとのこと。

観音堂の屋根には亀ヶ崎城主の剣かたばみの紋があります。

享保年間に廃れ、大正時代になってから再び本堂が建立されたそうです。
平成22年5月1日 平成22年5月1日
第二十一番  第二十二番
鳥海山 松葉寺 清流山 洞泉寺
如意輪観世音菩薩 千手観世音菩薩
十九番番さんから向かいました。

駐車スペースは車一台ほどです。

万寿年間(1024〜1027年)、第一世及善和尚が開いたと言われるそうです。

ちょっとした高台にあり日本海が良く見えます。

ご朱印は十八番さんで頂きます。
二日目はこちらから始めました。

朝8時丁度に到着、丁度観音堂を開いておられました。

正保四年(1647年)、領主武藤義氏を開基とする。
鶴岡市大山の正法寺十四世諦應運察大和尚の開創だそうです。

写真は観音堂です。
本堂の左手にあります。
平成22年5月1日 平成22年5月2日
第二十三番 第二十四番 第二十五番
光国山 勝伝寺 萬歳山 冷岩寺 明石山 龍宮寺
聖観世音菩薩 十一面観世音菩薩 聖観世音菩薩
二十二番さんから向かいました。

越後国村上の耕雲寺七世審厳正察禅師の開山と言われるとのこと。

本尊の聖観世音菩薩は「みごもり観音」と呼ばれお腹の大きい珍し観音様です。
六番さんから向かいました。

文録年間(1592〜1596年)、荒ワ地区に創建されたが、狩川城主・北楯利長公の命によって現在地に移されたとのことです。

本尊の十一面観世音菩薩は昭和25年に西国札所二十四番の中山寺より分霊勧請したものだそうです。
八番さんから向かいました。

加茂の漁港にあり、ちょとした高台にあります。

天安二年(858年)、慈覚大師の開創と伝えられるそうです。

無住のお寺さんのようで、お寺さんに着いた時に石段の下でお話をされていたお婆さんが登ってこられてご朱印を頂きました。
平成22年5月2日 平成22年5月1日 平成22年5月2日
第二十六番 第二十七番 
大日山 長福寺 大日山 井岡寺
十一面観世音菩薩 勢至観世音菩薩
二十五番さんから向かいました。

縁記には幾つかの説があり、聖徳太子が自作の十一面観世音菩薩を本尊として祀ったことに始まると言う説、あるいは養老年間(717〜724年)に行基菩薩によって開かれたとの説、大同元年(806年)の説などがあるが確かな資料は残されていないとのことのようです。

本尊は西国八番の長谷寺と同じ長谷型観音で十一面観世音菩薩としては珍しいものだそうです。
本尊は秘仏だそうですので写真は御前仏ですかね?。
二十六番さんから向かいました。

天長二年(825年)、淳和天皇の皇子で出家して空海の弟子となった基貞郷が創建、最上義光公によって再建されたとのことです。

本尊は勢至観世音菩薩となっていますが勢至菩薩と観世音菩薩は違うような気がしますが?、何方か知っている方がいらしたら教えてください。
平成22年5月2日 平成22年5月2日
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