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出発:一軒家避難小屋 終点:菰釣山避難小屋 歩行時間:約8時間5分 一軒家避難小屋(6:45)−(7:40)大滝峠上(8:00)−(9:10)畦ケ丸(9:30) −(10:00)モロクボ沢ノ頭(10:10)−(11:10)大界木山(11:30)−(12:00)嬢ケ尾峠(12:50) −(13:50)中ノ丸(14:10)−(14:50)菰釣山避難小屋 |
1998年4月29日(水) | ||||
一軒家避難小屋 |
今日は前日より少し早く5時半前に起床、天気はよさそうです。 小屋の中とはいえ、こんな所で一人で寝るのは心細かったです。 早速朝食の準備に取り掛かります。朝食、トイレ、パッキングと済ませ外のベンチで沢のせせらぎを聞きながらゆっくりとコーヒータイムを済ませた後、6時45分出発しました。 本日の目的地は菰釣山避難小屋です。 まずは大滝峠上を目指します。30分ほど沢ぞいに歩いたころ、後ろか大きな声で歌いながら登ってくるのが聞こえてきました。どんどん声が大きくなってきます。すごい勢いで登ってきているようです。 まけじと私も足を早めます。「どうもいかんすぐに人にペースを乱されてしまう。」 それでも歌声は私の後ろからどんどん迫ってきます。沢から山に取付き登る内すぐ後ろまできました。 限界!、この先で道をゆずろうと思ったとき大滝峠上に到着。「ああよかった。」 後ろから来ていたのはどこかの高校当たりの登山部かワンゲルの女性たちでした。 みな体格もよく、息も切らせず、元気よく挨拶されました。 付添の先生と思われる男性の方が無線で話始めました。どうやら後続の部隊がいるようです。後続の部隊はまだ先ほどの避難小屋の手前、一人が沢で足を滑らせでずぶ濡れになったと言っています。どこから出発したのかわかりませんがすでに1時間近くの時間差がついています。 |
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畦ヶ丸手前100m |
ここから先は当初のルート(大滝峠上〜大滝峠〜信玄平〜城ガ尾峠)間の崩壊が激しく平成4年から新ルート(大滝峠上〜畦ガ丸〜モロクボ沢ノ頭〜大界木山〜城ガ尾峠)に変更されています。 畦ガ丸(1292.6m)までは少し登りがきつくなります、ゆっくりゆっくり登ります。 畦ガ丸手前の100mからの登りが一番きつい所です。 急登を登り9時10分、畦ガ丸避難小屋に到着、山頂はここから100m程自然歩道をそれた所にあります。山頂からさっきのグループの元気な声が聞こえてきます。 |
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大界木山かな?、違うかも。。。 |
畦ガ丸からモロクボ沢ノ頭までは一旦降ってくさり場を通過、ちょっと登り返すと到着します。 ここから大界木山(1246m)までは尾根道をアップダウンを繰り返しながら私の足で1時間程で到着です。 途中一人の男性が私を追い抜いて行きました。抜かれることはあっても抜くことはない私の足取りです。 大界木山では先ほどの男性が休んでいました。道志方面の横浜市野外活動センターのある桧沢から上がってきたとのことでした。 |
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途中の景色 |
城ガ尾峠へは余りアップダウンのない穏やかな尾根歩きでのんびり左右の山並みを見ながら30分程で到着。 丁度12時なのでここでお昼にしました。もう後少しなのでゆっくり過ごします。 だだちょっと心配なのが水で、地図で確認すると今夜の幕営地の菰釣避難小屋のそばに水場がある事になっています。 今年は雨も多いのでだいじょうぶだと思いますがもしものことを考えてここは節約節約。 |
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今日の宿 |
後は菰釣避難小屋まで、この当たりは楽な行程にもかかわらず3日目の疲れと筋肉痛でひたすら足元を見ながら歩いていたため、周りの景色はほとんどわかりません。 中ノ丸で一旦休憩し14時50分菰釣山避難小屋に到着しました。 早速水場の確認です。外の板には水場まで200mとなっていましたが、避難小屋の中にその道は危険なのでいかないように、代わりの新しい水場の位置が書いてありました。 新しい水場まで600mの下りです。 水場へはどんどん高度をさげて下っていきます。 15分程で水場に到着、水場というより沢まで降りてきたようです。 この避難小屋は結構人気(?)があるらしくぞくぞくと人があつまってきます。最終的には全部で10人になりました。 そんなに広くない小屋に10人も寝るのは大変です。結局私は外にテントをはって寝る事にしました。 |