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十二年に一度の御開帳です。
こちらの霊場は岸根の第一番貴雲寺にはじまり、神奈川台町 第ーニ番三宝寺が打ちどめとなっています。
貴雲寺所蔵の文書によると
『安永八年亥歳(一七七九年)貴雲寺九世泰山大和尚の時、札所となった各寺院の住職がたー東」 泉寺十八世寛盛、東光寺七世金山、福生寺洗海、長王寺十六世心阿、長松院七世道麟、金剛寺十世
玄機、長福寺快義、薬王寺長寛、能満寺三十五世義英、東光寺、三宝寺十四世念誉ーが発起』
三年後の天明一一年が寅歳に当たりますので、それ以後、十二年目ごとの寅歳に御開帳されてき たようです。 |
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第一番 |
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岸雲山 貴雲寺 |
曹洞宗 |
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令和04年4月1日(金) |
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本尊薬師瑠璃光如来は坐像にして八〜九寸。
本堂は昭和二十 年に落慶。 |
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横浜市港北区岸根町614 |
045-491-9302 |
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第二番 |
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廣嚴山 成願院 東泉寺 |
高野山真言宗 |
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令和04年4月1日(金) |
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高野山真言宗にして後花園天皇の御代 (一四二九ー一四七〇)賢継和尚によって開創。
本尊薬 師如来(行基作)で脇仏に日光菩薩、月光菩薩を従え、 お薬師さまの十二大願を表わし、かつ守護する十二神将 を安置。
現本堂は弘法大師御入定一一五〇年御遠忌(昭 和五十九年)記念事業として昭和五十四年に新築。 |
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横浜市神奈川区羽沢町1635 |
045-383-1856 |
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第三番 |
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薬王山 東光寺 |
曹洞宗 |
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令和04年4月1日(金) |
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本尊の薬師如来は聖徳太子御作と伝えられ 霊権あらたかで特に目病流行のおり威光を発揮した。
開運健康増進の祈願を行っている。
堂宇は昭和三十年以後再建され本堂、客殿庫裡があり延 べ三百坪の建物と千坪の庭園をもっている。
開山明岩崇珠大和尚 開基尭室宗舜首座 開創正保元年(約三百六十六年前) |
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横浜市保土ケ谷区上星川町2-34-1 |
045-381-0800 |
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第四番 |
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青樹山 福生寺 |
高野山真言宗 |
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令和04年4月1日(金) |
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江戸期には上菅田村の中央にあって、薬師如来 を本尊として、上菅田村の村人達の無病息災を祈り村人 達の信仰が篤かったと伝えられる。
他に、五穀豊競を祈念する地蔵菩薩が飛地境内にまつら れていたが、平成七年に本境内に地蔵堂を再建し安置し ている。
レあわせ 檀家方々の公募により、通称を上菅田の「幸福地蔵」と 名付けられた。 |
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横浜市保土ケ谷区上菅田町744 |
045-381-0511 |
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第五番 |
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醫徳山 長王寺 |
高野山真言宗 |
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令和04年4月1日(金) |
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開基は浄秀法印で、境内 乾の方角にあった薬師堂の棟札によれば享禄三年薬師堂 工事、
元和三年屋根葺また十二神将再興がなされている。
現在の本堂は明治七年に再建し、昭和四十六年かや葺を 瓦に改装、さらに平成十五年に銅板葺にあらためた。
平 成十年十二神将を新調。 本尊は薬師如来。
不動明王、聖徳太子、弘法大師を安置 してあり、寺宝の過去帳は宝暦十三年編集されたもので ある。また、 境内にある大銀杏が有名である。 |
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横浜市都筑区池辺町2827 |
045-941-1367 |
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第六番 |
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川向山 長昌院 薬王寺 |
曹洞宗 |
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令和04年4月1日(金) |
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町の西に当る位置にあり、曹洞宗小机 町雲松院の末寺である。
川向山と号し、長昌院と称す本 尊薬師座像にして長八寸余寛永十五年この町の住人河野 勘解氏により小庵を建立、正保二年雲松院九世明山宗鑑 大和尚を請待して開山とする。
一時期無住の期問があっ たが、爾来法灯を重ね現在に至っている。
開山明山宗鑑大和尚(雲松院九世) 開創慶安三年庚寅年 |
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横浜市都筑区川向町151 |
045-474-2441 |
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