弘法大師を訪ねて
伊豆八十八ヵ所霊場
 
 2023年09月13日 
第五十三番⇒第五十四番⇒第五十五番⇒第五十六番⇒第五十七番⇒第五十八番⇒第五十九番⇒
第六十番⇒第六十一番⇒第六十二番⇒第六十三番
 第五十三番    佛谷山 寶徳院  本尊:不動明王
   令和05年09月13日(水)  曹洞宗
858(天安2)年、中国の長安にある青龍寺で学んだ僧が帰国する際、千体仏を積んだ船で遭難し、吉佐美の浜に打ち上げられました。

その千体仏を安置するために立てた庵が寺の始まりと伝えられています。
  下田市吉佐美1667 0558-22-5659
 第五十四番    浦岳山 長谷寺  本尊:阿弥陀如来
   令和05年09月13日(水)  曹洞宗
天平年間(729~749年)に行基によって開創されたと伝えられている。

元は真言宗古義派に属し、西老山昌善寺と称しましたが、1545(天文14)年に現在の浦岳山長谷寺と改称した。

1655(明暦元)年に曹洞宗に改宗した。
  下田市田牛156 0558-22-4026
 
 第五十五番    飯盛山 修福寺  本尊:薬師如来
   令和05年09月13日(水)  曹洞宗
奈良県奈良市の大安寺の別院として開創された石門寺という寺院でした。

所在地は開創時は南伊豆町青市に、その後手石、現在地である湊と変遷した。

その際、名を飯盛山修福寺と改め、曹洞宗に改宗した。
賀茂郡南伊豆町湊662 0558-62-0445
 第五十六番    養珠山 正善寺  本尊:大日如来
   令和05年09月13日(水)  曹洞宗
古くは真言宗の寺院で詳善寺と称していました。

寛永年間(1624~1644年)に修福寺五世嶺屋秀雪が開山となって曹洞宗に改宗。
賀茂郡南伊豆町手石165 – 
 
 第五十七番    東海山 青龍寺  本尊:如意輪観世音菩薩
   令和05年09月13日(水)  臨済宗建長寺派
享保初期の火災で記録の一切が焼失しているため詳細は不明であるが、1225(嘉禄元)年開創と伝えられています。

現在の本堂は1720(享保5)年に建てられたもの。

最初の参拝時は法事の最中で御朱印を頂けず。
他の札所を巡ってから再訪し頂きました。
賀茂郡南伊豆町手石329 0558-62-1157
 
 第五十八番    稲荷山 正眼寺  本尊:聖観世音菩薩
   令和05年09月13日(水)  臨済宗建長寺派
1351(北朝暦観応5)年に真際によって開かれた臨済宗の寺院。

至近の長津呂港は江戸時代に賑わい、近くにあった建長寺派の守源寺が栄えたのに対し、正眼寺が衰退していたのを獲麟が再興したと伝えられてる。

1890(明治23)年に守源寺は災害により廃寺となり、正眼寺に併合された。
賀茂郡南伊豆町石廊崎 0558-65-0242
 
 第五十九番    瑞雲山 海蔵寺  本尊:弥勒菩薩
   令和05年09月13日(水)  臨済宗建長寺派
未取得 古くは仲木地区にあったと云われる天台宗の寺院でしたが、天文年中(1532~1555年)に現在地に遷移し英仲亀和尚を開山として臨済宗建長寺派に改宗した。
賀茂郡南伊豆町入間949 0558-65-0883
 
 第六十番    龍燈山 善福寺  本尊:大日如来
   令和05年09月13日(水)  高野山真言宗
幾度かの被災の末、詳細な記録は不明となっていますが、1628(寛永5)年に入寂した了快を中興の祖としています。

天保年間(1830~1844年)に本堂・庫裏が再建された。
賀茂郡南伊豆町妻良809 0558-67-0647
 
 第六十一番    臥龍山 法泉寺  本尊:大日如来
   令和05年09月13日(水)  曹洞宗
未取得 かつては真言宗の小庵でした。

1662(寛文2)年に最福寺の宝山順和尚が再興して曹洞宗の寺院となりました。

無住につき、納経等は寺役管理。
賀茂郡南伊豆町立岩1213
 
 第六十二番    石屏山 法伝寺  本尊:聖観世音菩薩
   令和05年09月13日(水)  臨済宗建長寺派
当初は真言宗の寺院で、別の地にありました。

寛永年中(1624~1644年)に現在地に遷し、臨済宗となりました。

納経等は第58番正眼寺。
賀茂郡南伊豆町二條458
 
 第六十三番    五峰山 保春寺  本尊:虚空蔵菩薩
   令和05年09月13日(水)  曹洞宗
草創当時は真言宗の寺院でした。

創立した山本長門守道政が1507(永正4)年に没していることから、草創はそれ以前と推測されます。

後に曹洞宗に改宗されました。
賀茂郡南伊豆町加納177-1 0558-62-0822
 
 
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